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FC坊’s 洋楽研究室 出張所。

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Queen - 「Bohemian Rhapsody」

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Queen - 「Bohemian Rhapsody」


iTunesとかCDではない形も含めてだけど余裕で年間100枚以上買い続けています。
もちろん売ったり、あげたり、何故か無くなったりで数は部屋にあるCDの量は一定量以上にならないようにセーブしているよw

たまに未開封の物や全く同じCDが部屋から出てくるけどw



そんな音楽を聴きまくっている俺が史上最高にヤラれたバンドは?と訊かれたら迷い無く「クイーン」と答えます。
誰にでも音楽を聴いてゾクゾクした経験はおありでしょう。
それが俺の場合クイーンでした。
朝から晩までひたすらにCDをかけ続け、聴き過ぎてエラーが出てしまい聴けなくなる程聴き続けた。

そして、こんだけCDを買ってても未だbohemian rpapsodyを超える衝撃には出会えてません。

出会った当時はbohemian rpapsodyって変わった曲だけど歌がクソうまくて~位にしか思わなかったけど、後にバンドを組んだりして楽器を弾くようになり、曲を書くようになるとクイーンの凄さに気付きどっぷりハマった。





この曲は曲中にテンポ、曲のジャンル(曲調)、歌詞の内容、すべてが変わって行き、普通の曲のようなAメロ→Bメロ→サビ→A→B→サビみたいな循環した旋律では無い。
Aメロ(合唱)→Bメロのフレディのソロ→Bメロ延長のギターソロ→オペラパートのCメロ→ハードロックのDメロ→ギターソロ→バラードに戻るEメロと展開していきます。


お気づきの通り?サビ(山場)が無く「一回も元には戻らない」のである。
ここからは俺自身の推測だけど、歌詞の世界観から一回も元には戻らない展開にしたのでは無いかと思うんです。


歌詞はと言うと、意識が薄い所(?)から現実にゆっくり戻ってくる所から始まる。
その後、主人公が自分の母親に最後の手紙(?)で「ママ。たった今、人を殺してしまったよ」と報告し、書いてる途中?に錯乱状態になって、素面に戻るがその後自殺してしまう???
死を目前にして1秒が何時間にも感じる時間の中でってのが俺の解釈だ。



最初の歌詞に出てくる「現実なのか幻か」から、ただ単に錯乱してるかもしれない。
「僕を放してくれ」「ダメだ!」って言う歌詞から死にきれなくて生き残ってしまい刑務所?での場面なのかもしれない
死のうかどうか迷ってる状態で自分の今後を想像したのかもしれない。
もしくは死にそうな状態で発見されて回復と死を彷徨ってる臨死体験中かもしれない。


わざと意味を混乱させるような言葉の言い回しがある為に何通りもの解釈が有る。

Anyway the wind blows  どうでもいいよ。(直訳・風がどっちから吹こうと)
Any way the wind blows  どっちにしろ結果は一緒。(どっちみち風は吹く)

こういう隠し味が随所に散りばめてあってどうにでも解釈できるんです。
今で言う「行間を読め!!」って事ですよ。
すべてを知っているフレディはもうこの世に居ないし、生きていても想像に任せてたんではなかろうか??

実際インターネット上でも独自の解釈や対訳を公開してる人は多く、そのどれも正解であると思う。
そういう歌詞の解釈が人によって変わるのも深くて面白いよね。







編集の面から見てもこの曲は神曲です。

歌詞の内容とリンクしてメロディの複雑に絡み合う感じ、語尾のファルセットやビブラートにまで意味のある節回し、コーラスの重なりや左右前後のパンの揺さぶり。
 それを24トラックの中でやってしまうのである。
 
音の劣化が出てしまうアナログな機械しかない時代であった事から殆どのチャンネルが一発録りでされたと推測できる。
 
 
このように歌詞、歌、メロディ、編集の全てが計算し尽くされていてどれもが完璧であり、発表された1975年にしてロック界、ポップ界の最高傑作が出てしまうのであります。
 
唯一、欠陥があるとするなら完璧過ぎてライブでの音源の完全再現が当時の技術では不可能でありライブでは簡略化されたバージョンが披露されていた点だけでしょう。





クイーンはロックでありオペラでありグラムロックであり・・・。
最先端にして伝統的。
いわば歴史的多面体ミクスチャーなのだ。


ビートルズの時代にオーバーダブが可能になった事によってより試験的でマニアックな事が良しとされた時代のなかでも同年代に活躍したディープ・パープルやツェッペリンなどのバンドとはあまりに異質。

音も風貌もマニアック過ぎて受け入れられない事が多い。
たくさん曲を残し過ぎたのもあるけど、そこそこ聴いていてもベストアルバムだけ聴く奴が殆どなので実に勿体無いと思う。



「クイーンはギターの音が全部一緒」
これは昔俺がクイーンについて語っていた時に言われた事のある台詞。
しかし実際は当時の最先端であったギターシンセで録音されたのもある。70年代から90年代まで活躍したので録音方式、楽器、その他機材等がアルバム毎に変化していく点も聴き比べて欲しい。
ベストアルバムの数曲だけでクイーンをまとめないで貰いたい。


クイーンのヒット曲が今でもCM曲に使われている理由が分かると思うよ。

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猫が好き。
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色々フラフラしたけどやっぱ北海道が好き。
お尻フェチ。
末っ子全開。



人見知りです。
淋しがりですが集団行動は大嫌い。
酒は飲みません。
タバコは辞めました。
眠くなったら全てがど~でもよくなります。


そんな感じです。

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