「ソングズ・アバウト・ジェーン」からの1,2を争う人気曲「サンデー・モーニング」。
日本ではトヨタのヴィッツ?か何かのCMで使われた事も有って一躍人気に火が付いた感じでしょう。
今回の曲の前に大前提として洋楽のいい所の一つはメッセージ性です。
邦楽は「Jポップ」とひとくくりにされてるようにロックバンドでさえ愛や恋ばっかり。
不平不満が無い時点でロックとしては死んでいる。
洋楽は歌詞にも物語が有るものが多いし、音だけの韻を踏んで普段繋ぐ事の無い言葉を繋いだり曖昧な言葉、単語を置く順番をいじる事で聞き手が勝手に物語を想像する事も出来る。そういうのが文化として根付いる感じだ。音楽のジャンル全体を含めてね。
…ちょっと脱線したけどそれを踏まえてこの曲を聞いてみよう。
歌詞や優しいピアノリフから「雨の日曜に愛おしい彼女に会いに行く途中のスローに走る車内」みたいな情景の感じかな?
そんな解釈でトヨタのCM曲に決定されたように思う。
確かに美しい情景が目に浮かぶ。
それも正解だと思うけど俺は歌詞を読んで「ん?」と思う場所が何個かあって・・。
・同じ時間軸の中で女性の表現が「she」と「you」の2つ出て来る所。
・「シーツを剥いで肌を合わせる」とセックスを2行目で連想させているのにも関わらず
以降の歌詞で「女性の元に帰る」って所。
・「狂った人生はどこか切ない」と普通では無いととれる歌詞が出てくる所。
・Gt、B、Key、Drのバンドの中、しかも静かな曲で急に部外者であるホーンソロ(サンプリング??)がやって来てそのメロディに絡む(しかもユニゾンw)。まるでつまみ食い的な感じw
そう読めば「she」と言う浮気相手の場所から「you」の場所に帰る曲にも聞こえなくは無いw
後ろめたさ?アリバイ作り?バレた?為にゆっくり「you」の所に帰るのかな?wwwwww
この曲のメロディだけを聴いた大半の女性は「落ち着くぅ~」って言うを感想だと思う。
女のカンをあざ笑ってる感じすらするよねwwwww
2行目でイチャイチャしてるくせにThat someday it would lead me back to you(いつか君のもとへ戻れると)。。
ここだけ切り取れば完全に浮気っぽいw
聞き手の受け止め方でsheとyou同一人物説の「愛しい~」から、別人説の「けしからんw」。
はたまた過去の話なのか?現在進行形なのか?までの振り幅が有るのは曲として面白いよねw
だから俺はこの曲はちょっと結婚式にはかけられないと思うよ。
歌詞の内容もさることながら、なんたって「ソングズ・アバウト・ジェーン」のジェーンはボーカルか誰かの元カノの名前だからねww
PVの最初に「this love」を自分らでは無い人達がカラオケとして歌ってるのも、自分の物が他人にって意味で「不貞」を連想しちゃうかもねw
ちょっと深読みが飛躍し過ぎか??w