もう説明不要なんじゃないですかね?
レッド・ホット・チリ・ペッパーズです。
日本ではレッチリ。本国ではレッドホッツまたはチリペッパーズ。
このバンドには語りたい事が山ほどあるんですけど・・。
まずこのバンドを語る時、どのアルバムがフェイバリットかで盛り上がれます。
何故なら時代によって音を変えて来ているからです。
多くのファンや古くから知るコアなファン、パンク畑出身者なんかは「マザーズ・ミルク」でしょう。
このアルバムは当時19才のギタリストのジョンが参加し、オーディションに受かったドラマーのチャドもちらほら参加している。黄金メンバーが揃いつつある荒削り感と完成度、パンクとファンクがせめぎ合う一番尖っていた「速いレッチリ」が楽しめるアルバムです。
その次は「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」でしょう。
このアルバムは初のバラードにも挑戦していたり、それまでのパンク感をそぎ落とし、速い曲は無くなってファンクミュージックに寄っていった感じです。
「アタックの重さ」「ライブ感」を出す為にスタジオではなく民家を貸切って録音された為、他のアルバムより音量が低いのも特徴ですww
その後のアルバムが好きって言う人はコアファンからはニワカファンとのレッテルを貼られてしまいますwww
「ワンホット」はダウナーな曲が多くレッチリ史上最高にスベったアルバムとされていて、隠れた名曲もありますがまず好きって人は居ないですw
メロディライン、ギターソロはデイブではなく、実はフリーが担当していますwww
「カリフォルニケーション」はジョン復帰なるも捨て曲、スルメ曲が多すぎて、結果1、2、3曲目だけが人気曲です。スルメ曲があるだけまだいいかな??www
マザーズミルク以前が好きって言う人は奇をてらっちゃってるかリズム音痴w
面白い曲は多いですがヨレたりが多いですね。
「カリフォルニケーション」以降はクソ過ぎて・・・wwwwww
「商業的なアルバムを出すくらいなら死んだほうがマシ」と言っていたのにサクっとDVD抱き合わせのベストアルバムは出すわ、捨て曲満載の2枚組みは出すわで迷走続き、「アイム・ウィズユー」では明るいデイブ期が来てしまいますw
でもごめんなさい。僕「アイム・ウィズユー」に至ってはまさかのCD未開封ですww
・・・好きだったバンドだけにまだまだ語りたい事は山ほどあるんですが今回は勘弁してやろうw
因みに僕は「ブラッド~」が好きです。
今やジジイの彼らも、当時のこのアルバムの帯は「大人になれない悪ガキバンド」でしたねww
このアルバムは僕が高校1年生で出会いました。
ベースパートからの目線では捨て曲が1曲も無く、1枚通して弾けるようになると確実にうまくなってしまうアルバムです。
なので甲乙付けがたいんですが今回は「マイ・ラブリーマン」を紹介いたします。
ギターはカッティング。
ベースはブリブリな重い音。
ドラムはリムショット、ハイハットの使い方、最後に行くにつれ、だんだん手数が減っていく感じをよく聴いて頂きたい。
ロックテイストからサビでファンクミュージックに寄っていく感じ。ゾクゾクする。
そしてボンゴの音に気付いただろうか?
カッティングがブラッシングに変わったの気付いただろうか?
ピッキングの強弱に気付いただろうか?
パート間で密かに譲り合う隠し味に気付いかないとこの曲はなんて事ない曲にすぎないよね。
歌詞はレッチリオリジナルメンバーのヒレルについての曲です。
「ファンキーマザー」の部分が同姓愛の曲として認知されていたんですが、後に斬新なアイディアをいつも産み出していたのは奴だよってインタビューで答えていました。
昔は部屋の隅からお前の事を大声で叫んでいたっけ
するとおまえはふざけて踊りながらやってきた
シャッフルのステップでね
お前はファンキーマザー
こっちへ来いよ
一緒に暖まろうぜ
ここらで休めよ 俺のブラザー
だって分かるだろ?
こんな悲しくて、甘い思い出なんてないよ
きっとすぐ会える
俺の席を取っておいてくれよ?
泣いちゃうね
愛すべき俺の男
そうさ 泣いてるよ
今なってはもう
お前の抜けた穴を埋められる奴なんて居ないんだ
また会えるさ
すばらしき俺の兄弟
この部屋で独り
お前が帰ってくるのを待っている
ロバータフラックを聴きながらな
でも帰ってはこないよな
分かってるさ・・・
泣いちゃうね
愛すべき俺の男
また会えるさ
すばらしき俺の兄弟
分かってるだろうけど言わせてくれ
おまえが居なくなって淋しいよ
おまえを愛していたんだ
この心を見てくれよ
ボロボロだろ?
俺が死んだら真っ先に探すからな
いい曲なんですがライブで聴くとアンソニーが語尾を延ばす感じがキモくて好きじゃないんだよなぁw